 | 1週間ほど前,友人たちと北京へ遊びに出かけたとき,とある 茶館の壁に,次のような詩らしきものを書いた額をみつけた:
量思不風生腋翠 外渡舟蘭解芳壷 沁佳詩伴応庭一 然友韵茶香満前 心上香照青緑明 神西楼奏華章春 逸去俗塵入愁腸
しばらく眺めていたのだが,ふつうに読んだのでは,まったく 意味を成さない.店のひとに訊いてみると,中央の「茶」の字 からスタートして反時計回りの螺旋上に読めば七言律詩ができ るのだという.ただし各行の最後の文字の一部分をとりだして 次の行の最初の文字にするというのがルール. 茶香応伴詩韵香 日照青緑満庭芳 芳解蘭舟渡佳友 又上西楼奏華章 早春明前一壷翠 羽腋生風不思量 里外沁然心神逸 免去俗塵入愁腸
こうしてみると,なるほど,茶の道の心得を示したような詩に なっている.中国でも,茶を嗜むような人は暇人が多いので, このようなパズルもどの文字遊びを考えるのだろう.わたしは 漢詩の作り方には素人なのでよくわからないが,たぶん平仄も きちんと合っているのではないかと思う.
それにしても,冬の北京は寒かった.観光客が少なく,街がそ の分きれいなのはよかったが,....
---------------------- Kiss cedar, Call witch!
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